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よくあるご質問

少年事件

弁護人・付添人とは何ですか
弁護人・付添人とは、少年の側に立って手続きに関与し、少年が適切な処分を得られるよう活動する弁護士のことをいいます。具体的には、少年やその家族に対する法律的な援助、被害者との示談交渉、裁判所へ意見書を提出したり、少年審判に出席したりして少年の処遇についての意見を述べることなどがその役割です。
なお、少年が逮捕後、家裁へ送致されるまでの間は弁護人と呼ばれ、家裁送致後は、付添人と呼ばれます。
調査官とは何ですか
調査官は、裁判所の職員で、裁判所が少年に対してどのような処分をするのが適切か判断するための調査を行います。具体的には、少年に事件の内容や、家庭環境等を聞いたり、少年の両親に話を聞いたりした上で、裁判所に対して調査の結果と処遇の意見を提出します。この調査官の調査結果と処遇意見は、裁判所で最も重要視されることになります。
審判の回数や時間はどれぐらいですか
事案にもよりますが、審判は1回で終了することが多く、時間は通常40分から1時間程度です。
どのような場合に少年院に行きますか
刑事事件の場合は、犯罪の重さ等によって刑の重さが変わりますが、少年審判の場合は、犯罪の重さだけでなく、家庭環境や、学校の状況、少年の反省状況等様々な状況を考慮して少年院に行くか否か決まることになります。

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