離婚をしたい方
離婚できる場合
現在、裁判では、夫婦関係が破綻しており、夫婦としての実がないと見なされれば不貞行為をした側からの離婚請求以外、ほとんど成立します。具体的には相当期間別居しており、夫婦関係がなく、生計も別で復縁の可能性がない場合などです。
ですので、本当に離婚がしたいと考えた場合、まずは別居して生計を別にすることが離婚への第一歩ということになります。逆に相手方が急に家を出ていった場合には離婚を考えているという推測が成り立つことになります。
具体的な離婚事由
ほとんどの離婚理由は、「性格の不一致」として括られている範疇に入ってきます。この場合、上記のとおり夫婦関係が破綻しており、夫婦としての実がないと見なされれば裁判で離婚が認められることになります。
その他に法律では、
①配偶者の不貞
②配偶者から捨てられた場合
③配偶者の生死が3年以上明らかでない場合
④配偶者が強度の精神病にかかり回復の見込みがないとき
といった離婚事由も挙げられています。
このような事由があれば、離婚が出来ることになります。