離婚と子供の問題

面接交渉

子供と実際に暮らしていない親は、子供に会う権利を持っています。
従って、離婚後に子供と会わせてくれないというケースが時々ありますが、この場合には、家庭裁判所に面接交渉を求める調停の申立てをすることが出来ます。

面接交渉の決定

通常、1年に何回という形で決定され、宿泊を伴うと記載されることも多いです。この面接交渉はあくまで権利ですので、決められても行使しないケースもあります。
また、面接交渉は、通常、子供一人で親に会いに行けない年齢位までの話ですから、子供が中学生・高校生程度になったら、子供が会うことを拒否しない限り会えるようになります。
なお、現実の面接交渉のスムーズな展開は、離婚原因や別れる際の夫婦の人間関係にも深く影響されます。

面接交渉権が認められない場合

面接交渉を求める親のDVが原因で離婚したような場合には、認められないことが多いです。